横浜ー名古屋間の夜行バス予約の心得!

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高級志向の夜行バスのターゲット層とは

2000年代後半には、夜行バスの価格競争が激化したために労働環境が悪化し、重大な事故が発生してしまいました。
そのことを重く受け止めたバス会社は、格安バスでの価格競争から、ラグジュアリー路線へと舵を切る用になりました。
新しい顧客を発掘すること、それに加えて運転手の労働環境を改善するためには、格安バス一直線では経営を成り立たせることはできません。
そこで考え出したのが、主要路線にラグジュアリーな夜行バスを導入するということです。
まずはじめに導入が進められたのは、東京-大阪間の主要路線です。
この路線は乗車率が高いことから、ニーズがあることをバス会社も十分に把握しているため、東京-大阪間でのラグジュアリー夜行バスの導入を試験的に行いました。
そうしたところ、高い乗車率が見込まれたのです。


ラグジュアリー路線の夜行バスのターゲットとして、バス会社が想定していたのはサラリーマンでした。
東京-大阪間というのは、飛行機や新幹線も競合相手になります。
そこで、夜行バスの出発時間を新幹線の最終便よりも送らせることにしました。
こうすることで、新幹線に乗り遅れた人の受け皿となることを考えたのです。
はじめのうちはバス会社が想定したとおり、ビジネスマンの利用が目立ちました。
しかしながら、ラグジュアリーな夜行バスがメディアなどで取り上げられるようになると、想定外の利用客を見込むことができるようになったのです。
それが、女性の一人客です。
メディアなどで取り上げられる機会が増えたことで、ラグジュアリーな夜行バスの安全性などが評価されるようになり、女性の利用者が増えました。


そこで、バス会社は東京-大阪間だけでなく、名古屋-横浜間などのラグジュアリーバスの増便を行ったのです。
そうしたところ、名古屋などの地方都市と横浜や東京といった主要都市を結ぶ路線では、女性の利用者が目立つようになりました。
確かに、ラグジュアリーバスは料金が高くなります。
しかしながら、プライベートな空間を確保することができることから、他の乗客との接触を避けることができるという点が評価されるようになりました。
格安バスなどでは隣同士の座席の人とのトラブルが度々問題となっていて、そうしたトラブルを避けたいという女性たちが、ラグジュアリー夜行バスへと流れ着いてきたようです。
女性の乗客が増えたことにより、バス会社はサービスや環境の整備に更に力を入れるようになり、女性が安心して夜間移動できることを積極的にアピールしています。

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